5-4.健康茶をどうぞ:web版

良導絡―自律神経調整法の基礎知識

第5章 体質を変える漢方療法と食事:web版


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5-4.健康茶をどうぞ

 漢方薬だけでなく、スーパーなどで食材として手に入るものや、健康食品として売られているものも多くなってきました。それらを使って、手軽に体調を整えてみませんか?

 ここでは、お勧めの健康茶を五品紹介します。

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◯5-4-1.くず湯

 葛粉(くずこ)は料理のとろみ付けにもよく使われますが、漢方でいうと葛根(かっこん)といいます。カゼのひき始めに飲む葛根湯という名前の漢方薬は有名ですね。

 このくず湯をふだんの生活でも気軽に取り入れてみましょう。例えば、カゼをひいたかな?と思った時や、首すじや肩が凝った時、お腹が疲れて少し下痢気味の時などに大変よい飲み物です。

 水に葛粉を溶いて透明なるまで火にかけるだけ。お好みで黒砂糖などで甘味付けを。温かいうちにどうぞ。

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◯5-4-2.しょうが湯

 ショウガは食材だけでなく、いろいろな漢方薬の中に使われている立派な材料です。漢方でいうと生姜(しょうきょう)といいます。

 ショウガは体を温めて血行をよくし、発汗作用があります。そのため、カゼのひき始めで少し寒気がする時など、料理にショウガを入れた温かい料理をとればカゼ気味ぐらいならばそれだけで治ってしまいます。また、お腹が冷えている人にもよいでしょう。どちらも、温かいうちに召し上がるのがコツです。

 ただし、その効果を考えれば、顔がほてっている時、カゼの最盛期で高熱の時には向いていません。


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◯5-4-3.枸杞(くこ)の実茶・菊花(きくか)茶

 枸杞(くこ)の赤い実は中華料理にもよく使われていますが、目の疲れ、ひいては肝臓の疲れによいといわれています。菊の花も目の疲れや肝臓によいので、合わせてブレンド茶とすると余計よいでしょう。

 それぞれ乾燥品にお湯を注げば完成です。


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◯5-4-4.西洋人参(せいようにんじん)茶

 朝鮮人参(ちょうせんにんじん)は古くから漢方薬の代表として有名ですが、こちらは北米原産の薬用人参(やくようにんじん)です。現代の中国ではこちらの方がいま人気です。その理由は、同じ薬用人参としての元気を付ける力に加えて、頭脳労働などで使い過ぎた頭の疲れ・熱っぽさを冷ましてくれるからです。現代の日本でもぴったりでしょう。

 顆粒になったものも市販されています。


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◯5-4-5.板藍(ばんらん)茶

 漢方でいう板藍根(ばんらんこん)というのは、熱を冷まして解毒する漢方薬に使われています。日本では健康食品として手に入るので、カゼで熱が出てノドが痛い時に、風邪薬を飲む前にまず飲んでみましょう。また、インフルエンザが流行している時期に予防として飲むのもよいでしょう。

 これも、顆粒になったものや、のど飴になって手軽になめられるものが市販されています。

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